「セールで何か買い足したいけど、今の自分に本当に必要なものって何だろう?」
カメラを始めたばかりの人も、何年も撮り続けている人も、セールの画面を前にすると同じように迷うものです。
カメラ初心者の人は「何から買えばいいのか分からない」、経験豊富な人は「もう持っているものばかりで、何を足せばいいのか分からない」。
悩みの形はちがっても、迷っていることに変わりはありません。
じつは、カメラのアクセサリーには、写真のレベルに関係なく、だれが持っていても役に立つものがあります。電池切れやデータの消失、カビといった撮影の「困った」は、初心者にもベテランにも同じように起きるからです。
この記事では、写真のレベルを問わず買いたいアクセサリーを7つ紹介します。
大切なのは「安いから買おう」ではなく「これは本当に自分に必要なものだろうか」と見極めることです。
今の自分に必要なアイテムを見つける参考になれば幸いです。
Amazonブラックフライデーはいつ?

Amazonブラックフライデーは、例年、セールの開始前にAmazonから告知があるため、公式発表を待ってから日程を確認しましょう。
これまでの日程をもとに、今年の開催時期を予想する記事も見られます。ただし、予想はあくまでも予想です。実際の開催日や先行セールの期間は、Amazonの公式発表で確認してください。
ブラックフライデーは、Amazonで大きな買い物をする人も多いセールのひとつ。
普段から使うアイテムが値下がりする可能性があります。
ほしいものが決まっているなら、セールが始まってから探すより、今のうちに候補をしぼっておくと安心です。
セールで買う前に確かめたい3つのこと
セールが始まると、商品ページには「〇%オフ」という表示が並びます。
普段より安くなっていると、つい気持ちが動いてしまいますよね。でも、カメラのアクセサリーは、商品によって対応する機種やサイズが違います。
買ってから「自分のカメラには使えなかった」とならないように、購入前に次の3つを確認しておきましょう。
1. 自分のカメラとレンズの型番を確認しておく
アクセサリー選びで気をつけたいのが、カメラやレンズとの相性です。
バッテリーにはカメラごとに決まった型番があります。同じメーカーのカメラでも、機種が違えばバッテリーの形や対応する型番が異なります。
レンズに取り付けるフィルターも同様で、レンズによってフィルターの大きさが違うため、サイズを確認せずに買うと取り付けられません。
まずは、次の2つをメモしておきましょう。
- バッテリーの型番
- レンズのフィルター径
バッテリーの型番は、カメラの説明書やメーカーの公式サイトで確認できます。レンズのフィルター径は、レンズの前面やキャップの裏などに「φ58」のような数字で記載されています。
2. 純正品と互換品の違いを知っておく
カメラのバッテリーなどには、カメラメーカーが作った「純正品」と、ほかのメーカーが作った「互換品」があります。
互換品は、純正品よりも価格が安いことが魅力です。ただし、カメラによっては使えなかったり、カメラのファームウェア更新後に認識されなくなったりする場合があります。
また、純正品と互換品では、使用できる時間や品質に違いがあることもあります。
値段だけで、どちらを選ぶかを決めずに互換品を選ぶときは、対応機種や安全基準、購入者のレビューなどを確認しておきましょう。
3. ほしいものリストに入れて、普段の値段を見ておく
セールの価格が本当に安いのかは、普段の値段を知らないと判断できません。
気になる商品があれば、今のうちにAmazonの「ほしいものリスト」に入れておきましょう。
セールが始まったときに、値下がりしているかどうかをすぐに確認できます。
また、リストに入れておけば「何を買うつもりだったか」を忘れずにすみます。
セールの画面を見ているうちに、予定になかった商品までカートに入れてしまうこともありますよね。あらかじめ候補を決めておくと、必要なものを落ち着いて選べます。
ブラックフライデーで買いたいアクセサリー7選
今回紹介するアイテムと、どんな場面で役立つのかをまとめました。

どれも、カメラを使っていくうちに必要性を感じることが多いアイテムです。
ただし、7つすべてを一度にそろえる必要はありません。自分の撮影スタイルや、これから撮ってみたい写真に合わせて選んでいきましょう。
1. 予備のSDカード
SDカードは、撮った写真を記録するためのカードです。カメラを買ったときに1枚だけ用意して、そのまま使っている人も多いことと思います。
普段の撮影では問題なくても、旅行やイベントなどでたくさん撮っていると、いつの間にかカードの容量がいっぱいになった経験をお持ちの人もいるのではないでしょうか。
撮影中に「カードがいっぱいです」と表示されると、その場で写真を撮れなくなってしまいます。また、カードが1枚だけだと、故障したときに写真を読み込めなくなる可能性もあります。
そのような事態に備えて予備のSDカードをもう1枚持っておくと、容量不足のときに交換できますし、万が一の故障にも備えられます。
SDカードの選び方
SDカードには、容量や書き込み速度など、いくつかの違いがあります。
はじめて購入するなら、次の3つを確認しましょう。
容量
写真を撮る枚数や、動画を撮るかどうかによって必要な容量は変わります。写真を中心に撮るなら、64GB〜128GB程度が使いやすい容量の目安です。
ただし、カメラによって対応するカードの種類や容量が異なるため、購入前にお持ちのカメラの取り扱い説明書で確認してください。
大きな容量のカードを1枚だけ使うより、ほどよい容量のカードを複数枚持っておくと、万が一、カードが故障したときの影響を小さくできます。
書き込み速度
SDカードには、速度を示すマークが記載されています。写真を撮る場合は、カメラの性能や撮影方法に合ったカードを選ぶことが大切です。
連写や動画撮影をする人は、「U3」や「V30」などの表示を確認してみましょう。ただし、必要な速度はカメラや撮影する動画の形式によって異なります。
購入する場所
SDカードは、偽物や品質に問題のある商品が出回ることがあります。
価格だけで選ばず、メーカーの公式ストアや、販売元・出荷元が明確なショップを選びましょう。
Amazonで購入する場合も、商品ページの販売元と出荷元を確認しておくことをおすすめします。
使うときのコツ
新しいSDカードを使い始めるときは、カメラでフォーマットしてから使いましょう。
フォーマットとは、カードをカメラで使える状態に整えることです。
パソコンで初期化するのではなく、使用するカメラでフォーマットすることで、カメラに合った形式に準備できます。
撮影した写真は、SDカードだけに保存しておくのではなく、パソコンや外付けストレージなどにもコピーしておくと安心です。
カードは写真を記録するための道具ですが、写真を長く残すためには、バックアップも大切です。
2. 予備のバッテリー
旅行やイベントで写真を撮っていると、思っていたより早くバッテリーが減ってしまうことがあります。
カメラの電源を入れて写真を確認したり、ピントを合わせ直したりするだけでも、バッテリーは少しずつ消耗します。
撮影の途中で電池がなくなると、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまうかもしれません。
そんなとき、予備のバッテリーが1個あるだけで、残量を気にせず安心して撮影ができます。
純正品と互換品、どちらを選ぶ?

最近はカメラ用のバッテリーも純正品のほか、価格の安い互換品もあります。
結論からいいますと、バッテリーは絶対に純正品をえらんでください。
互換品は価格が安いのが魅力です。安いほうを選びたくなる気持ちはよくわかりますが、互換品の中には粗悪な製品も存在します。
バッテリーの減りが早かったり、カメラのソフトウェアを更新したあとに認識されなくなったりする場合があります。
撮影中に何らかのトラブルでカメラが動かなくなったら、そのショックは計り知れないものです。
もし、これが誰かに頼まれた大事な写真だったり、仕事で使う場合だったら、取り返しがつなかくなります。
特に仕事の場合、機材トラブルはクライアントからの信頼を一気に失いかねません。
3. レンズ保護フィルター
レンズ保護フィルターは、レンズの先に取り付ける透明なガラスです。
カメラを持ち歩いていると、レンズの先をうっかり何かにぶつけたり、指で触ってしまったりすることがあります。
そんなとき、保護フィルターを付けておけば、レンズの代わりにフィルターが傷や汚れを受け止めてくれます。
もちろん、フィルターを付けていれば絶対にレンズが傷つかないというわけではありません。
それでも、レンズの前面を守るための備えとして、持っておくと安心できるアイテムです。
保護フィルターの選び方
選ぶときは、まずレンズのフィルター径を確認します。
レンズの前面などに「φ58」のような数字が記載されているので、その数字と同じサイズのフィルターを選びましょう。
その上で、次の点も確認しておきます。
薄枠タイプ
フィルターの枠が厚いと、広角レンズで撮影したときに写真の四隅が暗くなることがあります。
広角レンズを使う人は、薄枠タイプを選ぶと安心です。
コーティング
水や油をはじく加工がされたものは、汚れが付いても拭き取りやすくなります。
屋外で撮影することが多い人は、こうした加工も確認してみましょう。
価格だけで選ばない
保護フィルターは、価格やメーカーによって性能が異なります。
安いものがすべて悪いわけではありませんが、光の反射などが気になる場合もあります。
レンズの性能をできるだけ活かしたいなら、カメラ用品メーカーの製品を候補にしてみるとよいでしょう。
取り付けるときのコツ
フィルターは、レンズの先にあるねじに合わせて、ゆっくり回して取り付けます。
斜めになったまま強く回すと、ねじがかみ合わず、外れにくくなることがあります。
また、レンズに付属している「レンズフード」も一緒に使うのがおすすめです。
レンズフードは、レンズの先に取り付ける筒状の部品です。余計な光が入るのを防ぐほか、レンズの先をぶつけたときの保護にも役立ちます。
保護フィルターとレンズフードを組み合わせて使うと、より安心して撮影できます。
なお、同じようにレンズの先に取り付けるフィルターには、反射を抑える「PLフィルター」などもあります。
ただし、PLフィルターは撮影する場面によって効果が変わるため、まずは保護フィルターから用意して、必要になったらほかのフィルターを検討するとよいでしょう。
4. ブロアーとクリーニングセット
カメラやレンズを使っていると、表面にほこりや汚れが付くことがあります。
そんなときに役立つのが、ブロアーです。レンズやカメラに付いたほこりを、直接触らずに吹き飛ばせます。
レンズにほこりが付いたまま撮影すると、写真に影が写り込むことがあります。特に、絞りを大きく絞って撮影したときは、センサーに付いたほこりが目立つ場合もあります。
カメラバッグの中に、ブロアーを1つ常備しておくと便利です。
お手入れの順番
レンズを拭くときに気をつけたいのが、いきなり布でこすらないことです。レンズの表面に砂や細かいほこりが残っていると、拭いたときに傷が付く可能性があります。
お手入れするときは、次の順番で行いましょう。
- ブロアーで、レンズ表面のほこりを吹き飛ばす
- レンズペンのブラシで、残ったほこりを払う
- 指紋や汚れを、レンズペンや専用クロスでやさしく拭く
ティッシュや服のすそで拭くのは避けましょう。細かい繊維が残ったり、レンズに傷が付いたりすることがあります。
レンズを外したときに見える、カメラ内部の「センサー」には特に注意が必要です。センサーにほこりが付いた場合は、ブロアーで軽く吹く程度にとどめましょう。
汚れが取れないときは、無理に自分で掃除せず、メーカーのサービスセンターなどに相談することをおすすめします。
はじめてクリーニング用品を買うなら、ブロアー、レンズペン、クロスがセットになったものが手軽です。
ただし、セットによって内容は異なります。必要なものが入っているか、ひとつずつ確認して選びましょう。
5. カメラバッグ、またはインナーケース
カメラを持ち歩くとき、専用のバッグやケースがあると安心です。
カメラをそのまま普段のバッグに入れてしまうと、ほかの荷物とぶつかって傷が付いたり、ボタンが押されたりすることがあります。
カメラを守りながら持ち歩くために、バッグやインナーケースを用意しておきましょう。
カメラバッグにはどんな種類がある?
カメラバッグには、いくつかの種類があります。自分の使い方に合わせて選びましょう。
インナーケース
普段使っているリュックやトートバッグに入れて使う、クッションの入ったケースです。
今持っているバッグをそのまま使えるので、カメラを買ったばかりの人にも取り入れやすいアイテムです。
ショルダーバッグ
肩からかけて持ち歩くタイプです。
カメラをすぐに取り出しやすいため、街歩きや旅行でこまめに撮影したい人に向いています。
リュックタイプ
カメラやレンズを複数持ち歩く人や、長い時間歩く人に向いています。
両肩で背負うため、荷物の重さを分散しやすいのが特徴です。
選び方のポイント
バッグを選ぶときは、今持っているカメラとレンズが入るかを確認しましょう。
カメラ本体だけでなく、レンズを付けた状態で収納できるかも大切です。
また、予備のバッテリーやSDカード、クリーニング用品を入れるポケットがあると、必要なものをまとめて持ち歩けます。
種類も豊富で、中にはカメラバッグに見えないデザインのものもあります。普段の服装や持ち歩く荷物に合わせて選ぶと、カメラを持ち出す日も自然と増えていくのではないでしょうか。
せっかく買ったカメラです。家に置いたままにせず、気軽に持ち出せる環境を整えておきたいですね。
6. ポータブルSSD
ポータブルSSDは、手のひらに乗るくらいの小さな外付けの保存装置です。
パソコンにケーブルでつなぐだけで、大量の写真を保存できます。
写真はデータ、パソコンや、SDカードの中だけに保存しておくと、万が一、壊れたときに、それだで撮影したデータをすべて失うリスクがあります。
だからこそ、大切な写真データのバックアップ用として、ぜひ揃えておきたいアイテムです。
選び方
容量は、今パソコンに入っている写真の量の2倍くらいを目安に選ぶと、しばらく買い替えずにすみます。
ハードディスク(HDD)よりもSSDのほうが、読み書きが速く、衝撃にも強いのが特長です。
そのぶん値段は高めのため、セールのときこそお買い得感の高いアイテムです。

7. ドライボックス・防湿庫
カメラやレンズを長く使うためには、保管方法にも気をつけたいところです。
日本は湿気が多く、カメラやレンズを湿度の高い場所にしまいっぱなしにしていると、レンズの内部にカビが生えることがあります。
レンズにカビが生えてしまうと、自分で取り除くのは難しく、修理が必要になる場合もあります。
そこで役立つのが、ドライボックスです。
ドライボックスは、乾燥剤と一緒にカメラやレンズを入れて、湿気から守るためのケースです。
カメラの保管に適した湿度は、一般的に30〜50%程度が目安とされています。ただし、メーカーや機材によって推奨される保管条件が異なる場合があるため、使用しているカメラやレンズの案内も確認しておきましょう。
ドライボックスの選び方
選ぶときは、カメラ本体とレンズをまとめて入れられる大きさのものにしましょう。
今後レンズが増えることも考えて、少し余裕のあるサイズを選んでおくと、買い替えずに使える場合があります。
ドライボックスと一緒に、次の2つも用意しておきましょう。
乾燥剤
ドライボックスの中の湿気を吸い取るために使います。
乾燥剤には種類があり、使用できる期間や交換の目安も異なります。商品に記載された使い方を確認して、適切なタイミングで交換しましょう。
湿度計
ボックスの中の湿度を確認するために使います。
湿度計があれば、乾燥剤を交換するタイミングも判断しやすくなります。
湿度は、低ければ低いほどよいわけではありません。乾燥しすぎることも、機材の保管には適さない場合があります。
湿度計を見ながら、適切な湿度を保つようにしましょう。
防湿庫もおすすめ
カメラの保管には、電気で湿度を調整する「防湿庫」もあります。
防湿庫は、設定した湿度に近づくよう自動で調整してくれる便利な道具です。
ただし、ドライボックスに比べると価格が高く、設置する場所も必要になります。
カメラとレンズが1〜2本程度であれば、まずはドライボックスから始めてもよいでしょう。
機材が増えてきたり、保管するものが多くなったりしたら、防湿庫を検討するのもひとつの方法です。
最後にカメラ用品を適切に保管することは、とても大切です。
しかし、カメラにとって、一番の手入れは「使うこと」です。

しまっておくばかりじゃ、もったいないニャ

カメラは、使ってこそナンボ。
使うことが一番の手入れだよ。
迷ったら、まずはこの3つから
ここまで7つのアクセサリーを紹介しました。
「どれも必要そうだけど、全部買うのはちょっと……」
そんな人は、まず次の3つから考えてみてください。
- 予備のSDカード
- 予備のバッテリー
- レンズ保護フィルター
どれも、撮影中のトラブルを減らすために役立つアイテムです。
特にカメラを買ったばかりの人なら、この3つを用意しておくだけでも、安心して撮影に出かけやすくなります。
レンズが増えてきた人は、ドライボックスや防湿庫も検討してみましょう。
「これがあれば、あの写真が撮れる」
「これがあれば、安心してカメラを持ち歩ける」
そんなふうに思えるものなら、買ったあとも活躍してくれるはずです。
冬の撮影で気をつけたいことと、あると便利な小物
ブラックフライデーが終わると、まもなく冬の撮影シーズンがやってきます。
イルミネーションや雪景色など、冬ならではの写真を撮りに出かける人も多いでしょう。
冬の撮影では、ほかの季節とは少し違う注意点があります。
寒さでバッテリーが減りやすい
先ほども紹介したように、カメラのバッテリーは寒さの影響を受けやすいものです。
外で長く撮影するときは、予備のバッテリーを服の内ポケットなどに入れて、冷やしすぎないようにしておきましょう。
ただし、無理に温めたり、暖房器具に近づけたりするのは避けてください。
暖かい部屋に入るときは「結露」に気をつける
冬に屋外で撮影したあと、暖かい部屋に入ると、カメラやレンズの表面に水滴が付くことがあります。
これは「結露」と呼ばれる現象です。冷たい飲み物を入れたグラスの表面に水滴が付くのと、同じようなしくみで起こります。
結露がカメラの内部にまで入り込むと、故障やカビの原因になることがあります。
外から帰ってきたら、カメラをすぐにバッグから取り出さず、バッグに入れたまま室温になじませてから取り出すと安心です。
ビニール袋などに入れて口を閉じ、しばらく置いておく方法もあります。
カメラが部屋の温度になじんでから取り出すことで、結露を防ぎやすくなります。
撮影用の手袋があると便利
寒い日は、指先が冷えてカメラのボタンが押しにくくなります。
厚い手袋をしたままでは、細かい操作が難しいこともありますよね。
そんなときに便利なのが、撮影用の手袋です。指先だけを出せるタイプや、手袋をしたままスマートフォンの画面を操作できるタイプなどがあります。
手が冷えにくくなるので、冬の夜景やイルミネーションを撮るときにも役立ちます。
ただし、手袋の使いやすさは人によって違います。カメラの操作がしやすいか、サイズが合っているかを確認して選びましょう。
雨や雪の日はカメラをぬらさない工夫を
雨や雪の日に撮影するときは、カメラをぬらさないように注意しましょう。
カメラの防塵・防滴性能は機種によって異なります。防滴仕様のカメラでも、すべての雨や雪に対応しているわけではありません。
カメラ用のレインカバーがあると、雨や雪から機材を守るために役立ちます。
カメラにかぶせて使うタイプなら、レンズを付けたまま撮影できるものもあります。
専用のレインカバーがない場合でも、タオルを1枚持っておくと、ぬれたところをすぐに拭けて安心です。
カメラ初心者は、急いで買わなくていいものもある
セールでは、普段より安くなっている商品がたくさんあり、どれを買おうか目移りするものです。
ただ、カメラ初心者のうちは、まだ急いで買わなくてもいいものもあります。
必要になる時期が来てから選んだほうが、無駄な買い物をせずにすみます。
用途の決まっていないフィルター
レンズに取り付けるフィルターには、保護フィルターのほかにも、光の量を減らす「NDフィルター」や、反射を抑える「PLフィルター」などがあります。
それぞれに役割がありますが、撮りたい写真が決まっていない段階では、使いこなすのが難しいこともあります。
まずは保護フィルターを用意して、必要になったらほかのフィルターを検討してみましょう。
大きくて重い三脚
しっかりした三脚は安定性がありますが、重くて持ち歩きにくい場合があります。
初心者のうちは、軽くて持ち運びやすいトラベル三脚から始めてもよいでしょう。
撮影する場所や機材が増えて、もっと安定した三脚が必要になったら、改めて大きなものを検討すれば十分です。
たくさん入ったお得なセット
「カメラアクセサリー〇点セット」のような商品は、品数が多く、お得に見えるものです。
しかし、セットの中に普段使わないものが入っている場合もあるため、価格だけで判断せずに何が入っているのかをひとつずつ確認してから選ぶようにしたいものです。
必要なものだけを買ったほうが、結果的に無駄な出費を抑えられます。
セール当日に失敗しない買い方のコツ
買いたいものが決まったら、あとはセールを待つだけ!最後に、セール当日に確認しておきたいポイントをまとめます。
予算を先に決めておく
セールの画面を見ていると、どれも安く見えて、ついあれこれ買いたくなるものです。
買う前に「今回は〇円まで」と予算を決めておきましょう。
「販売元」と「出荷元」を見る
Amazonには、Amazonが販売している商品と、ほかのお店が出品している商品があります。
商品ページの「販売元」と「出荷元」を見ると、どこが販売・発送しているのかを確認できます。
中には、偽物や品質のばらつきが気になる商品は、販売元が明確なものを選びましょう。メーカーの公式ストアや、信頼できる販売元から購入することも大切です。
ほかのユーザーのレビューを読む
レビューを読むときは、星の数だけで決めないようにしましょう。
できれば自分と同じカメラを使っている人のレビューを探すと「ちゃんと使えたか」「サイズは合ったか」など、具体的な情報が見つかることがあります。
また星の少ないレビューにも目を通しておくと、その商品の気になる点が分かります。
自分の使い方では問題にならない内容なのか、購入前に考えておくと安心です。
返品できるかを確かめておく
アクセサリーは、実際に取り付けてみないと合うかどうか分からないこともあります。
購入前に、商品ページで返品条件を確認しておきましょう。
返品できる期間や条件は、商品や販売元によって異なる場合があります。
特に、サイズや対応機種を間違えやすい商品は、購入前に確認しておくと安心です。
番外編:ちょっと背伸びするならレンズ
ここまでカメラアクセサリーを紹介してきましたが、撮れる写真を大きく変えてくれるものとして、レンズもあります。
アクセサリーではありませんが、これから写真を楽しんでいきたい人なら、単焦点レンズも候補に入れてみてはいかがでしょうか。
単焦点レンズは、ズームができない代わりに、明るいレンズが多いのが特徴です。
たとえば「50mm F1.8」のようなレンズなら、背景をぼかした写真や、暗い場所での撮影を楽しめます。
ズームができないため、撮りたい大きさに合わせて、自分が前に出たり下がったりして撮ることになります。
少し面倒に感じるかもしれませんが、そのぶん「どこから、どう撮るか」を考えるきっかけになり、撮影するために必要な構図や位置関係、距離感の理解を深めることができます。
ただし、レンズを購入するときは、自分のカメラに対応しているかを確認する必要があります。
カメラのメーカーだけでなく「マウント」と呼ばれるレンズを取り付ける部分の規格も確認しましょう。
価格の高いレンズは、セールのときに値下がりすることもあります。必要なレンズが決まっているなら、普段の価格を確認しておくとよいでしょう。
カメラのアクセサリーでよくある疑問(Q&A)
Q:スマートフォン用のmicroSDカードは、カメラにも使えますか?
SDカード用の変換アダプターを使えば、カメラに取り付けられる場合があります。
ただし、アダプターの接触が悪くなることもあるため、カメラで使うなら、通常サイズのSDカードを選ぶほうが扱いやすいでしょう。
また、カメラが対応しているカードの種類や容量も確認してください。
Q:スマートフォンで撮っている人にも役立つものはありますか?
スマートフォンを取り付けられる三脚は、夜景や集合写真を撮るときに役立ちます。
レンズを拭くためのクロスも、スマートフォンのカメラ部分の汚れを落とすときに使えます。
ただし、スマートフォンのレンズや画面を拭くときも、傷が付かないように専用のクロスなどを使いましょう。
Q:セールの値段が本当に安いか、見分ける方法はありますか?
簡単な方法は、ほしいものリストに入れて、普段の値段を確認しておくことです。
商品ページに表示されている割引率だけでは、実際にどれくらい安くなっているのか分からない場合があります。
価格と比べて、納得できる値段になっているかを確認しましょう。
Q:アクセサリーは、カメラと同じメーカーのものを選ぶべきですか?
バッテリーやレンズのように、カメラに直接取り付けるものは、対応機種や規格を確認する必要があります。
一方で、SDカード、バッグ、三脚、ブロアー、ドライボックスなどは、カメラのメーカーに関係なく使えるものが多くあります。
カメラ用品の専門メーカーからも、使いやすい商品がたくさん出ています。メーカーだけで決めず、価格や使いやすさを比べて選んでみてください。
Q:保護フィルターを付けると、写真の写りは悪くなりますか?
品質のよい保護フィルターであれば、普段の撮影で大きな差を感じることは少ないでしょう。
ただし、強い光が入る場面では、フィルターの表面で光が反射して、写真に光の輪やもやが出ることがあります。
夜景や逆光で気になった場合は、その場面だけフィルターを外して撮影してみるのも方法のひとつです。
Q:カメラを買ったときのおまけのストラップは、そのままでいいですか?
付属のストラップをそのまま使っても問題ありません。カメラを首や肩にかけておけば、落とす心配を減らせます。
長時間歩くと首や肩が疲れるという人は、幅の広いストラップや、手首にかけるハンドストラップに替えてみるのもよいでしょう。
ストラップを選ぶときも、カメラの重さや取り付け方法を確認してください。
セールの前に、ほしいものリストを作っておこう
今回は、カメラ初心者がブラックフライデーで買いたいアクセサリーを7つ紹介しました。
- 予備のSDカード
- 予備のバッテリー
- レンズ保護フィルター
- ブロアーとクリーニングセット
- カメラバッグ、またはインナーケース
- ポータブルSSD
- ドライボックス、防湿庫
カメラのアクセサリーは、持っているだけでは意味がありません。
実際に使う場面があってこそ役に立ちます。値段の安さだけで選ぶのではなく「これがあれば、あの写真が撮れる」「これがあれば、安心してカメラを持ち歩ける」と思えるものを選べば、購入後の満足度も高く感じることでしょう。
まずは、気になる商品をほしいものリストに入れておきましょう。
道具がそろうと、カメラを持ち出すのが楽しくなるはずです。
新しいアクセサリーと一緒に、まもなく訪れる冬の景色を撮りに出かけてみませんか?

