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うっとうしい梅雨の季節がやってきました。ところが近年、地球温暖化の影響で全国的に梅雨入りが遅くなることが珍しくありません。
関東でも6月16日現在、まだ梅雨入りしておらず、東京も連日のように暑い日が続いています。
本来、この時期は偏西風が南に移動して梅雨前線が形成され、あたたかく湿った空気をもたらすため、この影響で雨が降りやすくなりますが、この現象が「梅雨」です。
このまま梅雨入りが遅れると、どのような弊害があるのでしょうか?今回は梅雨に関してのお話です。
梅雨の期間
以下の表は過去5年間の関東甲信地方(東京)の梅雨入り日と梅雨明け日のデータです。
年 | 梅雨入り日 | 梅雨明け日 |
2019年 | 6月7日ころ | 7月24日ころ |
2020年 | 6月11日ころ | 8月1日ころ |
2021年 | 6月14日ころ | 7月16日ころ |
2022年 | 6月6日ころ | 7月23日ころ |
2023年 | 6月8日ころ | 7月22日ころ |
2024年は過去5年間でもっとも梅雨入りが遅くなることがわかるね!
ほんとだニャ♪
梅雨入りが遅いとどうなる?
梅雨の時期が遅れると、さまざまな場面で影響がでますが、中でも代表的なものが以下のとおり。
どれも日常生活をおこなう上で、ひとつも欠くことのできない重要なものばかりです。
- 農作物への影響
- 水不足の懸念(けねん)
- 猛暑や豪雨になりやすい
それでは、上記に掲げたことを具体的に説明しましょう。
農作物への影響
梅雨入りが遅れることで影響を受けるのが、米や野菜、果物などの農作物。適切な時期の降雨量が必要なため、水不足による品質の低下が心配されるほか、収穫時期が遅れることで市場へ供給される時期も遅れる可能性があります。さらには価格の高騰にもつながりかねません。
水不足の懸念(けねん)
梅雨はダムや河川、地下水などの水資源をおぎなうための重要な期間でもあります。
深刻な水不足になると、さまざまな分野で、わたしたちの生活に大きな影響が出る可能性が高まります。
猛暑や豪雨になりやすい
近年の梅雨の時期の特徴として、晴れの日は猛暑になりやすく、熱中症など健康面への影響も懸念され、一方で雨が降ったときには豪雨になりやすく、河川の氾濫や交通機関にも重大な影響をおよぼす傾向があります。
梅雨をのりきるために
高温多湿による影響がもっとも大きいのが梅雨の時期です。ここでは不快な梅雨の期間をのりきるために大切なことをまとめました。
家の中の対策
梅雨の期間は湿度も高く、家の中ではカビやダニが発生しやすくなります。
定期的に窓をあけて十分な換気をおこない、湿気を外に逃がすようにしましょう。
また、エアコンの除湿機能を使うことで快適な室内空間を確保できます。
健康管理
梅雨の期間は気温も湿度も高く、ムシムシした日が続くので身体への注意も心がけたいもの。
特に大切なのが水分補給。室内にいても熱中症になる場合があるので、こまめに水分を補給するようにしましょう。
おわりに
地球温暖化の影響がすすむ中、梅雨の姿も以前とは大きく変わって梅雨の晴れ間の厳しい猛暑や大雨による甚大な災害など、命にかかわるような影響が出ることも珍しくなくなりました。
梅雨は今後、どのように変化していくのか、とても気になるところですが、上記の対策や日頃からの災害への心構えを持つなどして、今年の梅雨をのりきりたいものです。
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